OpenBlock-S および OpenBlock-SS の場合 (tas_ksはスタティック版の、tas_kdはダイナミック版のサーバーである。容量の関係から小さいUNIXマシンにはtas_ksのほうを提供する。MacOSXのように大きい場合はtas_kdを提供する) ●ダウンロード: http://spock.ss.u-tokai.ac.jp/~kamii/lifework/ からたどったところに置いてある tas_ks-obs-XXXXXX.tgz をダウンロードする。XXXXXXはバージョンを現わす。 ●インストール方法: 展開ができる適当なディレクトリィで上記のtas_ks-obs-XXXXXX.tgzを % tar xzvf tas_ks-obs-XXXXXX.tgz で解凍する。展開されるファイルは以下のものである。 bin/tas_ks  (サーバー本体) etc/tas_k.conf  (コンフィギュレーションのサンプル) opr/*.tao opr/*.src (各種スケジュールのサンプルおよびソース) それぞれのファイルは次項を参考にして移動させる。 なお、opr/*.srcは参考にあるだけなので、捨ててよい。 ●関与するディレクトリィおよびファイル: /usr/local/tas_k/bin/tas_ks -- サーバー本体 /etc/tas_k.conf -- Configuration FILE /usr/local/tas_k/opr/ -- 通常、このディレクトリィにオペラントスケジュールのモジュール(*.tao)をしまう。 ●設定: 1)/etc/rc.d/rc.sysinit の最後のほうに次のような記述(4行)を追加する。 if [ -f /usr/local/tas_k/bin/tas_ks -a -f /etc/tas_k.conf ]; then echo "starting tas_k..." /usr/local/tas_k/bin/tas_ks -s fi 場合によっては次のような4行のほうがいいかもしれない。これは構成にもよる。 if [ -f /ext1/sbin/tas_ks -a -f /ext1/etc/tas_k.conf ]; then echo "starting tas_k..." /ext1/sbin/tas_ks -s -C /ext1/etc/tas_k.conf fi 2)/etc/services に次のような記述を追加する。 taskc 1868/tcp # Client-Connection (Console) tasks 1869/tcp # Tas-RTS Connection children [注意]OpenBlockS/SSでは flashcfg して保存をしないとリブートしたときに設定が消えてしまうので忘れないように注意すること。 [注意]AF_UNIXアドレスファミリィのソケット /tmp/.tasksboxと/tmp/.tasksockも作られる。 ●起動の仕方: マシンを再起動する。tas_ksが動き出す。 (記:2003年2月20日)