MacOS9上で
つぎはチュートリアル1をちょっと変化させて、 PConsoleからボックスを制御するようにしてみましょう。 たくさんのボックスを一括で制御、監視したいときなどに、ここにある PConsoleやMonitorを使うと便利です。 まずは、チュートリアル1でダウンロードしたものの他に PConsoleもダウンロードしておきます。 PConsoleを使うにはパスワードが必要です。 VBoxはそれ単独で処理するものですから、他人に被害を起こすことは ないですが、PConsoleでは他人のボックスまで監視とかできますから サーバーに登録してあるパスワードと比較をして、いちおうの注意を します。
一般開放しているキンタロサーバー(150.7.21.25)でのパスワードは 私にメイルを してもらえば、お教えします。

では、最初にコンソールを立ち上げておきます。 PConsoleをダブルクリックして立ち上げてください。最初に出てくるウインドウはこれです。

この中でホスト名にはサーバーのIPアドレスをパスワードには さきほどから言っているパスワードを記入してOKボタンを押します。 するとよくセーブファイルするときに出てくるようなダイアログが 現れます。

これは、記録をファイルに取っておくためです。 あとで、統計処理とかしたい場合はこのセーブしたファイルから 処理を行います。そのためのファイルセーブですから もしもそういうことが不要ならキャンセルをしてもかまいません。 キャンセルした場合は、PConsoleを終了させると何も残りません。 必要ならオーケーボタンで保存するファイル名を決定させます。 ここまでくると、いよいよコンソールの画面が現れます。

コンソールのウインドウは大きく2つに分かれていて、 上部の大きいエリアが出力部(記録部)です。下の1行分しかはいらなそうなのが 入力部です。キーボードから打った文字はここに現れます。最初、カーソルが 入力部で点滅してないので、とりあえず、何も打たないでいですから、 入力部のエリア内で一回、マウスをクリックさせておきます。 これでIビームが点滅しますから、入力ができるようになります。 そして、ウインドウの上部を見てください。この例ではPConsole(2)となっていますが この数字が大事です。コンソールを識別する番号になります。 試しに DTリターンと3文字打ってみてください。 出力部に日付が表示されます。 HELPリターンと5文字打つと、ヘルプがつまりコマンドの 一覧表が出力部に出てきます。(なお、大文字と小文字は区別しません)
次に、チュートリアル1のようにTut-01をオープンします。 (VBoxにドラッグしてもいいですし、ダブルクリックしてでもいいです) こんなんが現れたら、

チュートリアル1と違う部分に気をつけてください。 こんどは、制御をコンソールに託すわけですから、下部のほうのところ、 コンソールの2番におまかせするように記述します。 これでオーケーすると、スタンバイ状態になります。 チュートアル1では「スタート」になってましたが、 コンソールからスタートさせますので、ここでは「スタンバイ」になってることに 注意してください。
さあ、あとはコンソールのほうだけをいじります。 とりあえず、コンソールから AAリターンと打ってください。そのコンソールが 占有しているボックスの状態一覧がでます。いまは一個だけですから その一個がスタンバイであることがわかります。 ではスタートさせますから、RUN/XXリターンと打ちます。 ここでXXはボックスの番号です。ボックスの番号はボックス側のウインドウを見ても わかります。上部に書いてありますから。
実験を終了させるときは AB/XXリターンです。(XXはボックス番号) そして、C/XXとかD/XXとかすると、カウンターが表示されます。 REL/XXコマンドでボックスの占有を開放してあげます。最後に EXITリターンするとコンソールも消えます。 Tut-01のコピーをいっぱい作っておいて、それらを全部起動させて コンソールで一括でコントロールとかできます。 いっせいにスタートさせたければ、 RUN/X1,X2,X3 とか打ちます。 X1,X2,X3はボックス番号です。
どんなコマンドがあるのか、 知りたい場合はこちらをどうぞ。