こんどはMACOS9上ではなく、サーバー上で。
OpenBlockS(SS)にはシリアルポートが一つ、ついています。
これを利用して、物理的に作ったボックス(いままでのは仮想空間上に
あったヴァーチャルなボックス)をつないで、スケジュールを
走らせることを考えてみましょう。シリアルにつなげるジェネラルなI/O装置
ということで、ここでは2種類を紹介します。
これらのドライバはこちらで用意するつもりでいます。
みなさんで、他にこんあのもあるようというものがあれば紹介してください。
気に入れば、そのドライバも作成します。
こちらの実ボックスのいいところは仮想ボックスVBoxと比べて、
ネットを通るという時間的なディレイがないことです。どうしてもネットワークを
通るとタイムラグが生じますから。
◆紹介その1
これは安いです。なにせ秋月ですから。PICを使ってます。
「PIC16F84使用 シリアル制御液晶表示モジュールキット」(2,700円)です。
本来は液晶表示が目的なんでしょうが、ここでは、それは
使わないで、(使ってもいいですが)パラレルなI/Oも使えるので
その部分を利用します。
私は基板の空いている部分にリレーやプッシュボタンをつけて
こんなように(図)
してみました。R1,R2のプッシュボタンとON1,ON2のリレー出力というつもりで。
秋月で出ている「PIC計測アダプタ&データロガーキット」や
「簡易PICシーケンサー」とか
「PICNIC(PIC Network Interface Cardキット)」とかを物色しました。
◆紹介その2
こちらは、ちと手に入れにくいかもしれません。通販で手に入れました。
「CNV-I/O(8ch Input Output Unit) LOGIC PACK CO.LTD」(32,000円)
(http://www.enshu-net.or.jp/logicpack/Shohin.html)
(出力コネクターはKEL社製8831E−020−170L(20ピン)を使用)
(図参照)
ただ、これの欠点はコネクタ部分です。普通のサイズのリボンケーブルが
使えません。モノ自体が小さいためにコネクタも普通のの1/2のを
使った特殊なもの(まあ、多分、いまはどんどん小さくするのが主義だから、数年先には
この大きさが標準になるのかもしれませんが。いまはなにしろ、
秋葉原でこれ用のリボンケーブルやらコネクタを手に入れるのは困難)
これが欠点でしょうか。あとは、まあ文句はないのだが。