(2006.12.19)
赤先生は、私の教育大のときに、担任になって、4年間(正確には4年間
ではない。途中で、母校である立教に戻ってしまったからである)
私にとっては、衝撃的な先生である。
授業で覚えているのは、授業の講義内容よりも
そのやり方である。私も、見習おうと思った。
教師をし始めた頃、しきりにまねをした。(カッコぶって)
授業開始から、少なくとも20分は教室に現われてこない。
それがわかっていても学生はみな遅刻でしてくることはなかった。
そして、話を始め、黒板にはあまり書くことはない。(逆に、しきりに
、ただ証明を黒板にひたすら書く先生もいた。例えば、遠藤先生のように)
だから、書くことに腐心はしなかった。ただひたすらきかないと聞かないと
大変だった、一言一言、聞き逃さないように集中した。
というのは、話す内容が難しいからである。授業はほとんど、30分以内で
終わる。
しかし、それで終えてたら、さっぱりわからない。
つまり復習で、先生がなにを何をいいたかったのかを
参考書を調べ、自分のものにしておかないと、次のときには余計に
わからなくなる。
私の結婚式のとき、仲人をお願いしたが、こころよく引き受けてくれた。
ありがたかった。